「知っている」という素養
おはようございます。今日は雨ですね。
ある人が研修の中で「皆さんの一番身近な人
を思い出し、その人のいいところを10個挙げて
みてください」という課題が出されました。
私を含め多くの方が10個挙げるのに苦慮して
いました。
その後「では、その人の悪いところを10個
挙げてください」という課題が出されるやいなや
「できたました!」という人が私を含め多数
でていました。
この研修で伝えたかったのは、いいところを
見極めるということがいかに難しいかということ
を伝えたかったようです。
子どもたちにもそういった面があるかもしれま
せん。できないことばかりが目に付き、いい
ところが見えなくなっている。それは私たち
からだけではなく、年齢が上がり自意識が
高まってくれば来るほど子どもたち自身もそう
感じてしまうようになっていきます。
いいところを見極めるには、私たちの方が
「価値あるもの」というものを知っているという
素養が必要なのかもしれません。
今日も一日良い日でありますように。