知られない軽度知的障害という存在
というのも
知的クラスに入ると通常級に戻れる
ケースって大体1%くらいなんです
が、戻れない子の大半が特別支援学校
やサポート校という学校に進学します。
でも、それ以外の選択肢というか
普通の高校、いわゆる全日制高校へ
行けないのかって思われている方が
相当数いらっしゃったので。
また小学校までずっと知的クラスに
いた子が中学から通常級に異動し、
もう中2になったのですが、
期末テストの英語で44点取って
いました。テストのみならず学校
生活全般において合理的配慮はなく。
この二人は確かに突出していますが
その他の子どもを見ても成績は低い
ながらもビリではなく、全日制高校
へ進学できそうなめどが立ちそうな
子が多くいます。
こういうことを言うと何か裏がある
んじゃないかとか疑われたりするの
ですが、IT教材とか療育プログラム
とか一切なく、紙とえんぴつだけで
算数国語英語を教えただけです。
全員がこうなっていくわけでは
ありませんが、正直、どの子が
伸びるとかという予測は立ちません。
やっていく中でだんだんと
「あの子、伸びたな~」っていう
感じなので、WISCとかの数値
だけで可能性を決めつけない方が
いいように思います。
高校に行けるレベルにまで
学習面が伸びなかった子もいますが
何か問題になるような弊害がでて
いるか?といえば私の知る限り
ありません。
というか勉強って算数国語以上に
そういうことを身に付ける方が
大事なように思っています。
逆に学校って何をしているところ
なのか疑問にすら感じています。
ある時点での数値を見て判断して
成長に向けた支援をしているなら
納得いきますが、単に分けて
負担を減らしているだけのような
気がするのですが、実際どうなんで
しょうか?